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※日曜日・祝日お休みです
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猫にもフィラリア感染症(犬糸状虫症)があるのをご存知でしょうか?フィラリア感染症と言いますと、犬の病気と思われがちですが、猫にも感染します。また、人間にも感染する人畜共通感染症の一つに入ります。大切な猫ちゃんの為に猫のフィラリア感染症について考えてみましょう。
フィラリアは犬だけに感染する病気と思われておりますが、動物病院に来院する猫のうち、10頭に1頭はフィラリアに感染経験があると報告されております。 多くの猫は、フィラリアが寄生しても無症状のまま経過します。発症すると急速に衰弱し、死に至るため、死因不明の急性死として診断されることが多いです。 猫のフィラリア症の診断は非常に難しく、たとえ診断できたとしても、猫には安全な治療法(フィラリアの成虫を除去する)がありません。犬よりも感染しにくい感染症ですが、予防がとても重要だと考えております。
フィラリアに感染した犬や猫の血液を蚊が吸血する時に、ミクロフィラリア(フィラリアの赤ちゃん)も一緒に吸血します。ミクロフィラリアは蚊の体内で二週間かけて第三幼虫まで育ちます。その蚊が新たに犬や猫、人間の血を吸血する時にフィラリアの幼虫を感染させます。 猫・犬のフィラリア症は、飼育法に関係なく、屋内・屋外でも同じように感染がみられます。蚊が室内に入って吸血することで感染しています。ですから、家の中にいるから安全という事ではありません。勿論、蚊に吸血されないのが一番の予防策ですが、物理的に無理があります。 最近では蚊の発生時期から終息時期までの間、毎月1回の飲み薬以外にも、スポット剤で簡単に確実に予防できる予防薬もありますのでくれぐれも蚊取り線香だけの予防で安心しないで下さい。
動物の健康を守る事は飼い主の健康も守る事でもあります!